コタツがつかない(温度ヒューズ交換)

結婚する時に奥さんがもってきたコタツ、もってくる直前につけっぱなしにしたら、まったく暖かくならなくなったそうな。温度ヒューズが切れてしまったんでしょう。そこでずっと替えの温度ヒューズを探していたんだけど、近所のホームセンターでは見つからなくて‥

それがこないだ文鳥(小鳥)のエサを買いに行ったお店になんとフツーに置いてあった。
そろそろ寒くなってきたので、今年はコタツを出してやろうってことで温度ヒューズを付け替えた。そうそう、もし同じ症状で、やってみる人は自己責任で。このページやサイト運営者は責任持ちません。

※ちなみに、そもそも温度ヒューズというのは一定の温度(例えば192℃)以上になると中のなにかが溶けて電気を通じなくすることで、それ以上温度が上がらないようにする部品。普通の自動車にあるヒューズは一定以上の電流が流れすぎると溶けて、電気が通じなくなるもの。

ここに温度ヒューズが入っている まずは温度ヒューズのある場所。コタツにはたいてい温度調節をするツマミが着いていると思います。このツマミと、電気のコードを挿すところをつないでいるのが「温度ヒューズ」です。たいていは左のように熱に強そうで、電気を通さない感じの繊維のパイプ(絶縁パイプ)がかぶせてあります。
ダメな温度ヒューズを切断 まずはこの絶縁パイプをずらして、温度ヒューズをむき出しにします。それからこのダメになった温度ヒューズを取り外す。といっても配線の途中にくっついているので、新品を付けるための線を残して切断。根元から切ってしまわないように。
これがダメになった温度ヒューズ これがだめになっちゃった温度ヒューズ。真ん中の玉になってるところは1cmくらいのちょっとした部品。一時はもう温度ヒューズなしで直結しちゃおうかとも思ったけど、消し忘れてつけっぱなしにしちゃった時に、今度は火事になっちゃう。
やっぱり温度ヒューズは切れていた 念のためテスターでチェック。
やっぱり切れてた。
買ってきた新品温度ヒューズ これが新品の温度ヒューズ。
二本入っていて、しかも接続用のカシメるパイプも入っている。これで304円ですよ。そうそう、設定温度はコタツに書いてある192℃のもの。この温度設定はよく確認しておかないと危ない。ちなみにkunが買ったのは↓のもの
ELPA 朝日電器株式会社
ペレット型温度ヒューズ
「SF-192H」
新品温度ヒューズを圧着 元のヒューズの残してあった線にカシメパイプを通して新品に圧着工具で配線。この圧着工具がなくても、車載工具のプライヤーならなんとかなります。よーく圧着して、ぐらぐらしてたら論外(ここで熱をもってしまったりスパークしたり)なので注意。
付ける方向は特にないけど、足の長さに合わせて配線する。そうそう、ヒューズの両端を圧着してしまう前に、もともと付いてた絶縁パイプ(耐熱っぽい布でできてるやつ)を通しておくこと。
これで完成 絶縁パイプをかぶせて完了。これで元通り。これで今年はコタツが使えます。コタツ布団だしてこなくちゃ。これは一例ですが、電気コタツのつくりはどれも、だいたい同じような感じです。電源コードからの電気の入り口と、温度の調節ツマミの近辺にあるはずです。

end…