NOLOGY Hot Wires導入

1. 用意するもの
 (1) まずはNOLOGY Hot Wiresを購入(2本で16,000円)
 (2) ニッパー
 (3) タイラップ
 (4) そしてドライヤー
 (5) 他(5mmヘキサゴンレンチ,シリコン系グリススプレー,回路テスタ)

2. 始める前に
 (1) プラグについて
  - Hot Wiresに替えた後、NOLOGYが最適!とか言っている、トルクマスタにした方が
    より効果的のようだ。さらにスムーズで盛上り感が大きくなる。
  - 最近はやりの「イリジウム」はどうなんでしょう。説明書では白金プラグのように電極
    が細いのは効果が薄いって書いてありましたが。
 (2) プラグの頭について
  - F1 PANTAHのプラグコードの頭は、プラグにキャップの要らないタイプ。
  - なので、プラグにはキャップがついていません。Hot Wiresはキャップが要るタイプなので、
    どこかからキャップを調達する必要があります。
 (3) キャブの調整について
  - 結局着火性がよくなるためなのか、そのままだと薄ぎみになるみたい。
  - パイロットスクリューだけではカバーできない場合もあるみたい。スロージェットの番手を
    上げなきゃならん場合もあるようだ。
    (kunにメールで寄せられた情報より)
3. 実際に換装
  ホットワイヤー導入
 《ココロを決めて》
  - まずはプラグからもともと刺さってるプラグコードを抜く。
  ([1]を引っ張って抜く)
  - 止めてあるタイラップをニッパーでブチブチきりながらコイル[2]まで進む。
  - コイルを放熱版から取り外す。この時バッテリーから来ているケーブルが2本あるので、
    忘れずにはずす(コネクタに刺さっている;形状が違うので、適当にスコスコ抜いても
    後で組む時にも分かります)。
  - 面倒くさがってコイルをつけたままでやらない。うまく行きません。
  - フレームの中をどう這わしてあるか忘れないように、コイルごと取出す。

 《これでヒト段落》
  - さて、いよいよHot Wiresにつけかえます。用は今コイルについてるコードと、
    Hot Wiresをサプレッサジョイントで繋ぎ替えます。
  - Hot Wiresは「その先端が10cm以上ないと効果が得られない」ということで、
    そのとおり、15cm残して切断。
  - コイル側も10cmほど残して切断。
    これは結構、勇気が要ります。切ってしまったらもう後戻りできません。
    でもブチッ。

 《ちょっとドキドキしたので休憩をいれましょう》
  - いよいよ結合。
  - あらかじめ、Hot Wires側にシュリンクチューブ(温まると縮むやつ)をいれて、
    サプレッサジョイントに差し込む。このとき妨錆剤をジョイントに吹き付けておいた方が
    よさそうです。
  - コイル側も差し込みます。
  - ねじるように入れると入りやすい。きつくなったところで、ちょっと引っ張ってみて抜け
    なければ、ひとまずオッケー。
  - ここでドライヤーの登場。
  - シュリンクチューブを温めます。まん中から(ジョイントのところから)温め始めないと、
    縮んだ結果片寄ったり、最悪ジョイントがはみ出ます。
  - シュリンクチューブの糊がムチュっとはみでて、完全にシールドできたらオッケーです。
    2本ともきれいにやりましょう。

 《エンジンへの組み付け》
  - コイルのついている辺りはハンドルが近い事もあって、配線やらプレーキラインやらが
    集まってます。
  - 頭のでかいコイルでなくて、プラグに刺さる方を取り回して、きれいに配線します。
  - Hot Wiresはさらに、アース線があるので、こいつをエンジンにアースします。
    クランクケースのネジをはずして[3]、スペーサとともに組み付けます。
  - ネジは付属のスペーサの長さ分長いのを使います。
  - だいたい皆つけられたら、タイラップで固定しておきましょう。
  - なお水平バンク側は、下カウルをはずして、上カウルの左側の固定を2つともはずして
    から作業しました。
  - それでも手が入りづらくて、900SS(ハーフカウル)に比べると大変でした。

end…