EFIの調整した
パワーコマンダーだけでは、どうしてもうまく行かなかった3000回転辺りのアフターファイヤ。
小さい開度で、少々濃いめにしたら、なんかレスポンスが悪くなったというか、ボコつく感じになってしまった。パワーコマンダーの設定をもとに戻して、EFIの初期開度に影響があるという
「エアバイパススクリュー」をいじってみた。
ひょっとしたらパワーコマンダーだけでもなんとかなるのかもしれないけど、まあこんな手もあるって事で。
こちらは車体の右側(ブレーキ側)。 このEFIは水平側のもの。斜め後ろからフェアリングの中をのぞいています。見えてる真ちゅう製のスクリューを回すと、下の方の空気の量を変えられます。 締める(時計回り)と空気が少なくなります。空燃比は濃くなります。初期状態では全閉から1回転開いてた。 |
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こちらは車体の左側(クラッチ側)。 このEFIは垂直側のもの。こちらも斜め後ろからフェアリングの中をのぞいています。初期状態では全閉から1回転半開いてた。 水平側も垂直側も、徐々に閉じて調整してみると、初期状態から3/4閉じたところで、いい感じになった。 キャブでいうところのスロー系がうまく調整できたようです。 |
※大事なこと
下手にいじってしまって、元のセッティングが判らなくならないように。
まずは最初に、スクリューを閉め込んで(時計回り)いって止まるところまでの回転数を記録しておくこと。この回転数が「全閉からの開度」になります。
出荷時の設定の場所にちょっとペンキが塗ってあると思います。これを頼りに回転数を正確に記録するのと、判らなくなった時は潔くこの位置に戻すのが大事。パワーコマンダーと違ってアナログなので自分でちゃんとメモするなり記録しないと本当に判らなくなります。ご注意あれ。
end…