コケたら治す2012
コケてしまったのは仕方がない。直すのもまた楽しいもの。そろそろ肋骨の具合もまあまあになってきたのでSS900の修理に着手することにした。
曲がってしまったAELLAのステップは、製造元の「カスノモーターサイクル」に問い合わせたら、一式で修理していただけるとのこと。ついでにステップを最近のタイプにしてもらった。右のブレーキ側のステップも注文しておいた。シフトレバーが微妙にデザインが変わったようだ。写真では判らないレベルだ。 | |
モゲてしまったウィンカーと、ガリガリ擦ってしまったデカールをDUCATIコルサで純正品を注文。 | |
まずは無傷な右側ステップを取付け。ヘキサゴンレンチの長い方を挿して短い方で回す。とても指だけでは回らないので、メガネレンチを掛けて回してやる。もちろんナットには「ネジロック」してから取り付けます。 | |
左側のシフトのリンクを取り付けたところ。バンジョーも少々汚れていたので、キレイにぬぐって給脂。 | |
ステップの突端には、ポリでできたスライダーがはまる。たま〜にしか使わないプラハンマーでぽんぽん叩いてはめ込んだ。 | |
ステップが丸い筒になったので、少し雰囲気がかわった。がっちりした感じがする。お次は塗装! 塗装はなんといっても、下準備でそのほとんどが決まる。ペイントはもう本当にだたの仕上げ行程って感じだ。まずはキズの修復から。 |
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さていよいよサイドパネルの修復に取り掛かる。まずはガリガリになってしまった古いデカールをはがすところから。 少しサンドペーパーをかけて、クリア塗装を薄くしておいてから、デカールを剥がしにかかる。さすがにいきなりやっても剥ぎづらい。 |
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デカールが全部剥げました。続いてキズをならしておきます。ガリガリしているキズにサンドペーパーをかけて、パテを盛れるようにします。ちゃんとやっとかないと、塗装が浮いたままパテを盛ってしまう。いずれそこから割れたり、塗装が剥げてしまったりするので、後悔しないようにしっかりやります。 | |
なかなかキレイになりました。こういう下準備のひと行程が終わった時の感覚がたまらない。ところでサンドペーパー掛けが、意外に肋骨に響いた。 | |
さて続いてへこんでいるところにパテ埋め。今回初めて使ってみる「光硬化パテ」。太陽光で固まるんだそうな。大きさがてごろだったのでホームセンターで購入。 | |
実際盛ってみると、これがなかなか扱いやすくてキレイに盛れる。外に出して太陽光にあてると、徐々に固まってくる。フシギ〜。 | |
盛った様子。もうすでに固まっています。 | |
ところで今回、新たなヒビを発見。ミラーをマウントしているビームが曲がったらしく、耐えきれずアッパーカウルがヒビ入ったようです。あとでちょっと外して位置だけでも直しておこう。ひとまず今日はここまで。 |
さてこれから楽しいペイント。まずは純正色のタッチアップペイントとか、スプレーもないだろうから、合いそうな色のスプレーを探すところからです。一緒に水研ぎサンドペーパーも購入してパテを平らにしておかないと。ただパテが透明だから、 黒いFRPの下地が見えてしまっている。。。下塗りをちゃんとしないと透けちゃうかな。
いろいろやることがあって、、、楽しみ。
(つづく)
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