レバー類にグリスアップ
いつも手で操作する「ブレーキレバー」と「クラッチレバー」。少しでも軽くしたいので、グリスアップをしておこうと思い立つ。実は’01年に購入してから、ちゃんとバラしてグリスアップしたのは初めて。まだいいかな~なんて思っていたけど、急に思い立ったのでやってみた。
大した作業ではないものの、ちょっとメンドウだと思い始めると面倒なグリスアップ。ナットを一つ外すだけで、そこそこ体感できるほど操作が軽くなるのでオススメのメンテナンス。
まずは右手側ブレーキレバーから。写真はブレーキレバーを下からのぞいている。このナットを緩めて外すところから。これ普通のただのナットでなくて、緩み止めナットなので、だいぶ最後にならないと指で回すことはできない。いつまでたってもスパナで回さなきゃならなくても心配しなくてもいい。 | |
裏のナットを外したら、今度は上のボルトを緩める。普通のボルトのようにただ抜けないので注意。マイナスドライバで緩めてやる(普通に右ネジ)。このボルトを安易に抜くとレバーが落ちるので、レバーを支えながらボルトを抜いてやる。で、レバーを抜く時に… | |
このブレーキマスターとのリンク部分のコマを落とさないように注意。レバーの支点のところ、汚れてる。 | |
今回のレバーの分解に限らないけど、ネジやら細かい部品(今回のコマみたいなものなど)は、こんな浅い皿にいれてやっている。砂とか付くと、拭き取るのがメンドウだし、なによりどこかへ行ってしまうのを防止できる。ちなみにこの皿は「小布施堂;栗かのこ」の容器。 | |
古いグリスを拭き取ってやる。ボルトが通る穴のなかも、ボロ布を通してきれいにしてやる。これをやらねばあんまり意味がない。CRCとかで洗い流してもいいかも。 | |
ブレーキマスタの本体側もきれいに。 | |
摺動(しゅうどう)部分にグリスを適量塗り付けてから組み付ける。手順は分解の逆。全部組み付けたら、はみ出しているグリスをきれいに拭き取っておしまい。拭いておかないと、余計なところにタレたり、あとでキッタなくなったりするのでね。反対側のクラッチレバーもほぼ同様。クラッチマスタとの連結がちょっと違うだけ。コマが落ちたりしないので楽かな。 |
end…