ヘッドライトをHID化した

that’s why..

最初はLED化、、ところがロービーム側がうまく入らずHID化しました。そのへんの顛末あわせて…

ちょっと古いのと、そもそもの設計でBuellは少々ヘッドライトが暗い。次回の車検はキビシイカモ、の判定だった。
前の9Sの時はHIDを仕込んだ。ただHIDは748Rでも苦心したけど、配線ケーブルを流れる電気の電圧が高いので漏電対策が大変だった。そこで最近はLEDも明るくなったようなので、LEDのなにか「いいもの」を探してみた。
ヘッドライトユニットを丸ごとLEDのものと換装してしまうタイプもあったけど、だいたい2万円オーバが相場らしい。ちょっとそれでは経済的にキビシイので、今回はもっとお安くLEDバルブの交換だけやることにした(リフレクタが焼けたらその時また考える、、)。

amazonで2,000円のお安いLEDバルブを見つけた。ひとまず失敗してもまあ諦めの付く範囲。

まずはLED編

まずはメータバイザを外します。

ここの六角ナットはインチ系、1/8inです。レンチは9sの時に近所のストレートで購入したインチ系六角レンチセットの一部。そしてこのネジ四つを外すとメータバイザがただ、ただ外れる。なんの支えもないので、落下に注意。

まずはヘッドライトユニットを丸ごと外して、バルブ交換する。前の9SにHIDを組み込んだ時は、ユニットを外さないでやったのでタイヘンだった。。

メータバイザの枠に、この車載の星形六角レンチが入る穴が開いている。そこからヘッドライトユニットをつり下げているボルトを緩めて外す。左右ある。

そうそう先に下側の、上下の光軸調整のネジを外しておく。この3つのネジは同じ大きさ。この三つを外すと、、

ユニットが外れました。

ユニットを外してしまえば、バルブの交換もカンタン。押えの左右のクリップを「ちょい、ちょい」と外して、純正のハロゲンランプをとり出す。

LEDバルブに付属の手順書に従って、まずはLEDの台座だけ取り付ける。

次いでLEDバルブ本体を組み付ける。純正のゴム製防水キャップを上手に取り付けて、もう一度Buellに組み付ける。

続いてユニットをBuellに取り付ける。ハンドル周りのクリアランスに気をつけて。。このLEDバルブは少し後ろにはみ出てるけど、ぎりぎり入りました。

ケーブルの取り回しもハンドルを切っても、おかしなことにならないことを確認。

さて、ひとまず明るくなりました。どれだけ耐久性があるかは判らないけど、、しばらくもってくれたらいいな。

ところがここで問題が。

暗くなってから光軸を合わせていたら、ハンドルを切った途端、ロービーム用LEDの放熱器にハンドル軸から飛び出しているボルトが干渉して、グリッ。。

ぎりぎりを攻めてみたけど、どうにも光軸はハイビームより上向きでないと収まらない。ダメですね、こりゃ。やっぱりLEDは電球後段の放熱器が大きくてBuellには収まらないことが判った。

ここからHID編

(2022/3/19)
そこで前のXB9sでも採用したHIDにしてみた。LEDより電球後段が12mm以上短く、直径は1/5。すんなり収まった。また、あの頃よりバラストは更に小さくなっていた。バラストの裏(車体に接触する側)に、厚さ5mmのスキー靴のアタリを調整する布付きウレタンを貼り付けて、、メータバイザーに余裕で収納できた。

今回のバラストは銀のアルミ地金色。明るいところでは外から丸見え。

けっきょくロービームはHID、ハイビームはLEDという構成になりました。点けたばっかりはHIDの方が青っぽくて暗いけど、少しするとHIDの方が明るく白い光になる。

さてさて今日は、ビッグハットでソーシャルなイベントがあるので遅れないように行かないと!

少し暗くなってから点灯してみると、、
先のLEDとはあまり明るさも変わらず充分明るくて、これで夜道も安心。カットラインも綺麗にでているので車検も通るでしょう。

なにしろ、ヘッドライトがハンドルと一緒に回ってしまうバイクは久しぶりだったので、ケーブルの取り回しに気を遣った(※SS900も748Rもヘッドライトはフロントフォークにマウントされていない)。余分なケーブルはメーターバイザの中に押し込んでやるのが無難だと思う。

ロービームの右左

ところでBuell XBシリーズのヘッドライトは、年式や型式の違いで、ハイビーム/ロービームの配置がマチマチのようだ。前の03年9Sでは向かって左がロービームだったけど、今度の09年12Ssは右がロービーム。輸入の時の都合か、、ひょっとしたらそれぞれの前のオーナーが、なにかの理由で手を加えたのかもしれない。。。

採用したバルブ

ちなみに今回ダメだったLEDバルブはこちら。明るさとか光軸とかは問題なかったけど、Buellのヘッドライトには、放熱器の大きさの問題で収まらなかっただけ。
そして最終的に採用したHIDはこちら。XB9sで採用したモノをまた購入しようと探したけどなかった。。イマドキ、HIDはamazonでも品ぞろえがなくて、、、二択くらいからこちらを採用。それでも光軸とかにじみとか、チラつきなどもなくいい具合に収まった。例によって耐久性とかはこれから。。。

前回XB-9sのHID

HIDを導入して明るい夜道

end…