スピードセンサーの交換

これまで走行中なのにスピードメータがストンとゼロに落ちたり、スロットルセンサの値が落ち着かない時があったりしていたのは、どうやら同じ回路に配置されている「スピードセンサ」がおかしいのだ、と知った!

※しかもこのセンサの不調がECMの安定にも大きく関係していたことも判った。

たまに走っている最中にスピードメータが「ゼロkm/h」を指している時があった。エンジンを再始動すると治るんだけど、根本原因が判らなかった。。。 いろいろ調べているうちに、スピードメータが振らなくなった本当の原因は「スピードセンサ」の故障、との報告が散見された。

そこでこのスピードセンサーを新品に交換してやることにした。純正品(ハーレースポーツスター用含む)は1万円オーバーだったりするので、皆さんうまくいったよ、の互換品を手配した。今回はAmazon。

「GWNOWZZET」車両速度センサー リパルス(¥2,227 税込)

まずは現行のセンサを取り外す。

場所はブレーキレバー側(乗車時右手側)のベルトドライブの「ドライブ側プーリー」の上あたり。

赤丸の6角レンチの刺さっているところ。ギアボックスにセンサの円筒部分が刺さっている感じ。

センサを固定しているボルトを抜きます。上も横も狭くて、なかなかボルトが抜けてこない。根気よく回します。

そうそうその前にセンサの周りをパーツクリーナやエアでゴミや砂利などを取り除いておきます。センサの交換でエンジンケースにそういったものを落とさないように。。

センサを上に引き抜くと元々のセンサが出てきます。とにかく狭いのでタイヘン。

このセンサーの円筒部分の先から、回っているギアのギザギザを読み取っているそうな。

タイヤの回転の読み取りだとタイヤの減り具合で「見かけの速度」が変化してしまうのを心配してこうなっているらしい。XBの元、ハーレーのスポーツスターは、ホイルやタイヤを換装することが多いのかな?

Buell XB-12Ssの狭いところをいろいろ作業するには、例によってgishicoの釣り用ペンチが大活躍。今回もセンサを引き抜くのに役に立った。

コネクタを抜いてみると、コネクタの中に白っぽいゴミがたくさん付着していた。劣化したシリコングリスみたいに見えた。

ハーネス側も同じだったので、接点復活スプレーを吹いて、エアー吹いておいた。

左:純正スピードセンサ,右:互換品

パッと見、区別がつかない。

組付けは、シリコングリスをOリング周りに塗って、静かに挿し込んだ。先にセンサだけを挿して後からコネクタを接続してやった。コネクタを先につなぐと挿し込むのがタイヘンだったので。

少し走ってみたらちゃんとメータが振れる、よかった。

おまけ)Ecmspyで値をみると、Loadが「25」でピタッとまったくブレない(いつもそうなるかは、まだ判らない)。

end…