FCRキャブが届いた!

とうとう買いました。FCR。
前の900SSでもTDMRを組んで、たいへん扱いやすく、しかも燃費まで良くなる、という効果があったので、F1-PANTAHでもレーシングキャブを組みます。
ただ今回はケイヒンのFCRにしてみました。その理由はデザインが四角っぽくてPANTAHに合うかな?といったところです。なにしろ実際に入れてみた事ないし。あと売ってたBITO R&Dさんによると「ちゃんとアイドリングするようになるし、なにかとイイですよ」とのことなのでそれに決めた、っツー感じです。

FCRが届いた

さてまずは部品の納品から。注文先のBITO R&Dさんから「F1用FCR」と
書かれた宅急便が届いた!
まずは、急いで開けてみる。
左のようなセットで入っていました。
・キャブ本体
(1)ケイヒンFCR 41φホリゾンタルドラフト
(2)ケイヒンFCR 41φダウンドラフト
・樹脂製ファンネル(各1;赤)
・インテークマニホールド(各1;ゴムホース付)
・スロットルワイヤ×2
・アルミスロットル
・燃料パイプ×1他にFCRの説明書,納品書などが入っていました。
ちょっとうれしくて、ファンネルで
おたわむれをしてみました。

ひとまず今日はここまで。

さーガンバってFCR装着

今日は有休ってことでお休みをいただいて、朝からそのつもりで寝床からはい出た。

サー始めるぞ-っと、前のカウル(フルカウルなので一苦労)をはずしてみた。
次はこれまで使ってたキャブを取外す作業。
とにかくゴミとかがシリンダヘッド内に落ちないように注意しながらやることにした。
まずは水平側から始めた。
特に理由はないけど、なんとなく楽そうだったからです。ちょいちょいやって、これまでついてたのを外した。
左はこれまでお世話になったデロルトのキャブ(写真では2つとも写ってますが、この時点では水平側だけ)。
お次はいよいよ、FCRの装着だ!
まずはマニホールドからだな...
おっと、いきなり問題!
水平側のマニホールドが、前より短くなったもんだから、シリンダヘッドから出てるネジがゴムホースに干渉してしまう!
ちょっと悩んだ挙句、ゴムホースに切れ目入れたりできないから、ネジのほうを切ってしまうことにした。ま、いいでしょ。お次ぎはキャブ本体の装着っす。

この水平側にはダウンドラフトタイプを着けます。特に問題ないみたいでしたが、燃料の取入れぐちが溶接で角度が変えられなくなっているもんだから、ぐるっとキャブの下を燃料パイプが回ってます。そうそう取付ける前に、説明書にあるとおり、パイロットスクリューを1回転もどしにセットするのを忘れずに。

とりあえず、この段階で問題なくエンジン回るか試してみる。イグニッションONで...ちゃんとアイドルしますねー。なんだか簡単だな-、ははは(ここまでは)

続いて垂直側。こちらはホリゾンタルタイプですね。
(簡単にいうと燃料の溜る所の付いてる角度が違う)サスと干渉しそうなのでちょっと傾けて着けてみました。
スロットルワイヤー関係が奥側なので、ちょっと面倒でした。が、だいたい何事もなくうまくいきました。さて、両方ついたところでもう一度、イグニッションON!
すると-ドドンカシャ。おやおや止っちまいました。
さて、いろいろやったけど、なんだか今日はだめみたい。
つかれちゃったねー。

今日こそはFCRで始動

なんだかエンジンが始動しない。こないだはひとまずあきらめて、今日、再挑戦!

まずはちょっと気分を変えようと、ファンネルのフィルタ作りから始めました。

フィルタといっても、ネットを着けただけです。このネット、実は茶こしです。近所のスーパーで買ったステンレスネット製のホントにただの茶こし。以前どこかで「ファンネルのネットには茶こしがいい」って聞いたような気がして。(“いかず”でよこたさんから聞いたンだったかな?)いい大きさに切って、かぶせて、まわりの黒いのは自転車のチューブを輪切にしたもんです。結構いい具合になりました。これも近所の自転車屋さんで、太めの古チューブをもらってきたものです。
さて、気を取り直して、再度挑戦。こないだみたいに、燃料がないわけじゃなさそうだ。
900SSのTMRの時にやらかしたみたいに、キャブをつなぐゴムホースバンドの締め忘れでもなさそうだ。・・・・うっ!
なんてこった。マニホールドの途中に穴が...
空撚比測るための奴だなぁ。垂直側は忘れずにネジ着けたのに、水平側忘れてたよ-。
ネジ取付けて再チャレンジ。そろそろバッテリーが弱ってきてる!でもなんとか始動。
ようやくパイロット系セッティングのスタートラインにきました。(←この写真は垂直側)
それにしても、TMRと違うなーと思ったのが、TMRではパイロットスクリューだけでパイロット系の調整してたのがFCRでは、パイロットエアースクリューで調整できて大変具合良かった(パイロットスクリューはキャブをエンジンに装着すると調整が困難、つーか場所的にできない)。
まあ、どちらにしても、スクリュー関係の調整範囲を超えちゃったら、ちょっと面倒だなーと思ってましたが、とりあえず大丈夫そうです。

ちょっとだけ走ってみたけど、かなりヤバい加速をします。900SSと比べても、排気量は900ccから750ccに落ちたのに大して変らんか、それ以上かも(最近SS乗ってなかったからそう感じるのか?)。

換装したデロルトキャブは、仕事で知り合った軽井沢のPANTAH乗りに譲ることにした。今ごろ軽井沢の林道を駆け抜けているでしょう!

end…