パワーコマンダーを装着

いよいよパワーコマンダーを装着。
装着はいたって簡単。ちゃんと自分の車種用のパワーコマンダーなら、ECUにささっているソケットの抜き差しだけで OK。あとはパワーコマンダーそのものをどこかあいてて、濡れないところに置けばまあ完了。
今日は寒いし、時間もないので装着だけ。調整はまた後で。ひょっとしたら暖かくなってからかな。

(ちなみに通販先は「ウェビック http://www.webike.net/」)

ダイノジェットのパワーコマンダー3の箱 『ダイノジェット パワーコマンダー3』
(47,310円)これが待ちに待ったパワーコマンダー。
パワーコマンダー3のセット内容 中身は、こんなものが入ってました。説明書がちゃんと日本語で、けっこう分かりやすそうなものが入ってます。
ステッカーも2種類2枚ずつ入ってた。一番上が本体と、パソコンと接続するシリアルケーブル。
バイクがパソコンないと調整できないなんて、なんかヘンな感じ。
ECUの標準状態 さてこれがECUの標準状態。場所はタンクの下。写真はタンクを上げたところ。バイクの右側(ブレーキレバー側)から見ています。左からバッテリー,ECU,エアーフィルターボックス。それにしても今日は寒い。
この冬一番らしい。ハラにきちゃいそう。
パワーコマンダーをはさみこむ、というのはこういうこと こんな感じで設置をしてやります。もともとECUにささっているコネクタを引き抜いて、そのECUとコネクタの間に、パワーコマンダーをはさんでやる。こうやってECUとEFIの間でリアルタイムに信号を書き換えて受け渡している訳です。
ECUコネクタをはずす さてまずはECUから、もともとささってるコネクタをはずします。コネクタの下側にノッチがあるので、これをギューット押さえながら抜かないと抜けないようになっている。
寒いので、ケーブルがかたい!特に注意点はないけど、まあ引っこ抜く時にイキオイ余って手をぶつけないように。
パワーコマンダーをECUに挟み込む

お次はパワーコマンダのオスコネクタをECUに、メスコネクタを、はずした元々のコネクタに差し込む。fig.1のように「ECU–インジェクション」と繋がっているのを「ECU–《パワコマ》–インジェクション」と間に挟んでやるワケ。ただコネクタがタンクと干渉しないように注意。タンクをおろしたらコネクタがバキッ、なんてことにならないように…

バッテリーの上は空いてるから大丈夫。

反対側から見た様子 反対(バイクの左;クラッチレバー側)からみると、こんな感じ。
パワーコマンダー本体との配線 パワーコマンダー本体への線は、シート下からフレームの中を通して、垂直シリンダの脇を通って、バッテリーの横からコネクタのついたケーブルを引っ張ってきます。そうそう、ケーブルはエンジンの左側(クラッチレバー側)でないと、取り回しができませんでした。右側はフューエルパイプでいっぱいイッパイ。
シート下のパワーコマンダー 本体は、付いてきたマジックテープで、シート下の小物入れに貼付ける。置き方は、横がいいか縦がいいか、ちょっと悩んだけど、どっちでもいいや、ってことで縦にしてみた。
都合悪かったらまた貼り直すってことで。ちょっとエンジンかけてみたけど、かかったので、まーよし。
パワーコマンダー設定中の様子 パソコンにつなげて、こんなカンジでマップをセットします。パソコン側の設定は付いてきたCD-ROMに入っている「コントロールセンタ」とかいうソフトを入れるだけ。特にドライバなどはアリマセン。なんだかバイクいじってるというより、学研の「メカトロ実習セット」で遊んでるみたい。設定のコツはページの一番上のリンクにも出しておいた「パワーコマンダー設定のコツ」にまとめておきました。

同じくトップのリンクに出したマップ設定のためのExcelシート(グラフ化とかもできます)も作ってみたので「オリジナルマップ」からどうぞ。

USB接続でないパワーコマンダーを手に入れてしまった人は、IO DATAの「USB-RSAQ2」というUSB-シリアル変換ケーブルを入手すれば、最近のUSBしかないパソコンでも設定できます。詳細は「■USB⇔シリアル変換モジュール」にあります。

また設定ソフトの「コントロールセンタ」のCD-ROMがなかった人も、パワーコマンダーの製造元のホームページの「Downloads」に行けば、それぞれの機種ごとのコントロールセンタ(Control Center Software)が手に入ります。

end…