748Rにもパワーコマンダーを入れた

前にSS900に入れてとても具合のよかったパワーコマンダーを748Rにも入れることにした。748Rに乗りだした時から気になっていたドン突きを直したかった。今回はパソコンとのインターフェイスはUSBになった「Power Commander III USB」をヤフオクでお安く手に入れることができた。

パワーコマンダー側のコネクタ

SS900の時は少々昔の製品「Power Commander II 」だった。パソコンとの接続もRS-232C。あのころパソコンにシリアルのポートが無くなってきていて、シリアル⇔USBの変換コネクタが必要だった。

でも今度はパワーコマンダーが最初からUSB対応。

パワーコマンダー側のコネクタ

さて肝心のパワーコマンダーと748Rのコネクタはこんな形状。

SS900のコネクタは四角くて大きかったけど、748R用は丸い。。
さてさて、取り付ける先の748R側はどこなんでしょう?

同梱の英語のマニュアルには“Remove the left hand fairing.”と、、左側(クラッチ側)ね。

スロットルボディにつながるコネクタを外す

さらにマニュアルでは“Locate the plug that resides in between then two throttole bodies.”とある。

二つあるスロットルボディの間にあるプラグ、、って。748Rは外からスロットルボディが見えない。よくみるとエアボックスの脇にコネクタが。コネクタを外してみた。

スロットルボディへのコネクタを外す

おお?

これはパワーコマンダーのコネクタと同じだな。
なるほどSS900はECU側のコネクタの間にパワーコマンダーを挿れたけど、748RはEFI側のコネクタの間に挿れるのね。

スロットルボディへの信号を横取り

こんな感じでスロットル(EFI)への信号をパワーコマンダーにバイパスしてやる。

パワーコマンダー3はECUの上にちょっとした隙間に

マニュアルにパワーコマンダー本体は、“mounting point of the ECU.”とある。ここはちょうどスペースがあるみたい。マニュアル通りECUの上に置くことにした。付属の両面テープ付きベルクロで固定。
アースもマニュアル通り、ECUを固定しているところに留めてやった。

パワーコマンダーIIIをセッティング中

さてさて、いよいよパワーコマンダーのマップをカスタマイズ。

ところが748Rの場合、イグニッションをオンにしただけだと、パワーコマンダーに給電しないらしい。そんなときは9Vの乾電池を使う仕様になっている。

9Vの四角い乾電池なんて何十年ぶりに買っただろう、、500円/個もした。。

パワーコマンダーIIIのセッティングはこんな感じ

ようやくパソコンとつないで設定。

まずはゼロマップに初期化して、それからセッティングを始める。泥沼にハマリ込まないためのノウハウ。
セッティングは「パワーコマンダー燃調セッティングのコツ」を参照ください。

またしばらくはパワコマで遊べそう!

748Rは後輪ももちろんオーリンズサス

ついでにまた車体の写真を撮った。

SS900に比べるとシート下は少々混みあっている。金色に光るオーリンズ(ノーマル装備のものだけど)のショックアブソーバのリザーブタンクがきれい。

748Rクラッチ側サイドビュー

748Rの黄色いフルカウルのサイドビュー。大きな通気孔がkunは好き。奥にラジエターファンが見える。

DUCATI CORSEのエンブレム

DUCATI CORSEのエンブレム。素敵です。

end…