やっぱりDUCATIがないと
Buellはおもしろい。ものすごいトルクと異常なほど小回りの利くハンドリング。それでいて低重心(ロール軸が低い)からか、とにかく疲れない。体感的には250ccのロードバイクのように感じるくらいだ。1,000ccでも通勤バイクとして便利に使っている。
ただ。。。(ここからはBuell XB-9sへの不満)
- XB-9sはシートが低く、しかも無理やり座面を低くしてある(エグれている)感じでハマり込んでしまう。
このためにコーナリングで腰の自由度が制限されてしまう。日本の「足つき需要」向けにメーカーカスタマイズされているらしい。そのせいなのか、やけにハンドルが切れ込む感じがする。ひょっとしたら、04年以降のサスをローダウンしたモデルだと切れ込んだりしないのかも知れない(kunのは`03モデル)。
エグれていないシートの中古などを探してみたがXB-9s用はいいのが見つからなかった。。
- あとコーナリングで倒した時なのか、スロットルの開け始めなのか、急にガソリンが行かなくなるような「素振り」を見せる。コーナからの立ち上がりで「スボボボボ。。。」と頼りなくなる。
この立ち上がりの不調も、いろいろ聞いたりネットを調べてみたけど、どうしていいやら判らずじまい。解決する方法がないのはとても残念だ。
これまでそのバイクに不満な点が気になることはなかったけど、今回のはちょっと気になりすぎる。Buellの他の車種を探すのも「手」としても、そろそろkunが「お歳」なので今は後悔しているヒマはない!
そう、やっぱりkunにはDUCATIがないとダメみたい。SS900のあの走りが、あのキビキビした旋回性能が、あのリニアな加速感が忘れられない。でももう最後のDUCATIになるだろうから、、、、やっぱりスーパーバイク系にチャレンジしようと考えた。
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なぜかべらぼうに安価に出ていた2001年限定モデルの748R。レッドバロンでいろいろスーパーバイク系を探してもらったが、いろいろな条件を程よくクリアしてくれたのはこの748R。 |
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748Rのフロントサスは、最初からオーリンズのチタンコートインナーチューブ。 ブレーキローターはフローティングマウント。F1-PANTAHを思い出す(あれはさらに鋳鉄ローターだったけど) |
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リアサスも最初からオーリンズ。 |
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リアスプロケットは純正のままの36丁。2000年モデルから38丁→36丁に変更になったらしい。低回転トルクの小さい748Rには厳しい。。 チェーンカバーなどのカーボンバーツは前のオーナーが着けてくれていたもの。 |
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さらにステップはkunも大好き「AELLA」のステップに換装済み。 全体的にkunの趣味にぴったりのカスタマイズがされているのが、「この」748Rのいいところ。 |
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SS900もいずれ着けたいなと思っていたラジアルポンプのブレーキ。最初から着いています。 もともとDUCATIは純正でもよく効くけど、さらに感覚とズレの少ない効き方と、スムーズなブレーキリリースが魅力。 |
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後方視界はSS900に比べると格段に狭いミラー。でもちゃんとデザインにマッチしている。 これまでステアリングダンパーの必要性を感じたことがないが、標準で着いている。なんとキャスター角も自分で変えられる(その時はステダンの取付けも要変更らしい)。 |
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マフラーをシートレールの下にいれたデザインはDUCATIが最初? シートカウルの形状をうまく合わせてある。このへんに手を入れる必要を感じない。 |
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走行距離が約2万キロなのが少々気になるが、新車はSS900で体験させてもらっているからな。しかもたまたま年式は2001年(SS900と同じ)。こなれたDUCATIもまた乙なものかと。 F1-PANTAHよりヤれてない。 スーパーバイクだ。「ファビオ・タリオーニ」デザインだ。 |
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