WordPressプラグイン Doc Mitayo:「見ました」一覧表示プラグイン
(会社で便利)
もしもあなたの会社が電子掲示板にWordpressを使っているなら、、、
このプラグイン「Doc Mitayo」を使うと、日本のオフィスでよく見かけるような、「見ました」の印(チェックマークや押印;ハンコやサイン;に代わるもの)を掲示された文書につけることができます。さらに、読み忘れの防止に、自分の名前のリンクをクリックするだけで、未読の投稿をすぐに確認することができます。
こんな風に使いたい、に最適
- WordPressにログイン不要。
- 見た人自身が印を付けられるようにしたい。
- 記事をみれば、社内の誰が見たか一目瞭然。
使用方法
このプラグインを使って、掲示された文書の「見ました」の結果を一覧表示する方法は非常にシンプルです。
投稿ごとにショートコードを設置するだけで、独立した「チェック欄」を作成できます。以下に具体的な使用方法を示します。
- 投稿またはページを編集します。
- 文章内の任意の位置に以下のショートコードを挿入します(
hogehoge
は「閲覧者マスタ」のグループ番号を指定します):
[mitayo group="hogehoge"]
- 投稿を更新します。
- これで、投稿にアクセスするユーザーが回答結果の一覧表示されるようになります。各自の名前のリンクをクリックすることで未読の投稿へジャンプします。
- インストール直後は
[mitayo group="Group01"]
でデモ用メンバが表示されます。無料版は4名まで「見たよ」メンバを追加できます。 - 登録メンバ数無制限版(有料版)はこちらから入手できます。
Slack 通知
このプラグインは、投稿の掲示期限が過ぎて「公開」でなくなったときに、「閲覧した」の状態に応じたSlack通知を送信します。具体的には以下の通知がサポートされます:
- n名の未確認者がいます: 投稿が非公開になったとき、未確認のユーザーがいる場合に送信されます。
- 全員が閲覧しました: すべてのユーザーが閲覧したその時に送信されます。
これらの通知は、Worpress設定の「ユーザー>サイト」に指定されたwebhook-URLに送信されます。指定がない場合は通知が送信されません。通知を受け取りたい場合は、投稿者がwebhook-URLを設定するようにしてください。
(Slack Appを使ったIncoming Webhook URLを指定します;非推奨の「カスタムインテグレーション」ではありません)
Slackに通知する「Incoming Webhook」の設定はこちらの記事が参考になります。Webhook URLだけで特定のチャンネルに送れます。
→「slackのIncoming webhookが新しくなっていたのでまとめてみた」
ログの削除(おまけ)
「Doc Mitayo」のショートコードを設置していた投稿が削除されても「閲覧した」の記録が残ります。不要なログを削除するには、以下のショートコードを使用できます:
[purgeOldMitayo]
このショートコードで削除された記事の、DocMitayoログが削除されます。削除が実行されると「Done(purge)…」というメッセージが表示されます。
インストール手順
-
- プラグインのzipファイルをダウンロードします。WordPressの公式ウェブサイトからダウンロードできます(無料版)。
- WordPress ダッシュボードにログインし、プラグインを追加します。
- プラグイン追加画面の左上にある「プラグインのアップロード」をクリックします。
- 「ファイルを選択」ボタンをクリックし、ダウンロードしたzipファイルを選択します。
- ファイルを選択したら、「プラグインをインストール」ボタンをクリックします。
- インストールが完了したら、「有効化」ボタンをクリックしてプラグインを有効にします。
《別の方法》
Wordpressの管理画面から「プラグイン>新規追加」の画面で、キーワードに「doc-mitayo」を指定して検索すると、そこからすぐにインストールできます。
おわりに…
以上が「Doc Mitayo」プラグインのインストールと使用方法、Slack通知、およびログの削除の方法になります。これらの機能を活用してオフィスの情報共有やコミュニケーションを向上させてください。
これまでのコルクボードの掲示板に紙で掲示していたレポートをWordPressの掲示板に移行して、「見ました」の印は「Doc Mitayo」に替えましょう。
コルクボード掲示板に紙を貼りに行ったり、「みんな見るまで貼っておこう」と確認に行ったりしなくてもいいですね。