XB12Ss排気の自動制御装置をキャンセル
どうにもアイドリングあたりの調子が悪い。スタートしてもすぐにエンジンが止まってしまう。
エンジンが冷たいウチや、空気が乾燥している時など、薄めになる時は調子がいい。だんだん暖まってくると、まあ調子が悪い。信号で停止したらとたんに止まる。ひどい時は、クラッチ切ってアクセルオフしたトタンに停止、と言う時も。。前のXB9Sはここまでひどくなかった。なにか変なトルクの谷みたいのはあったけど。。
今更ながらBuellの燃調の不調について調べた所、排気系の「抜け」を自動的に調整する仕組みが、どうやらいろいろと悪さをしているらしい。日本向けモデルだけでなく、海外のユーザーでもいろいろ情報提供されていた(参考にした記事は皆、2005年とか10年以上前のものばかり、、、)。
※排気バルブの空き具合を調整するその他の方法
(1) 特別にワイヤーを引っ張っておく治具を作って仕込んでやる。治具を作ったりうまくエアクリーナボックス内に治めたりするのが面倒そうだったのでやめた。
(2) ワイヤを挟むだけのボルト+ナットで希望の位置で留める。調整が面倒そうだったのでやめた。
(3) もっと根本的にやる方法:マフラー側にある、バルブを動かすプーリーをワイヤリングして希望の位置で留めてしまう。コントローラと繋がっているワイヤは取り外す。マフラーを外さないとまあできない。それにはベルトテンショナーをいじったりして、ベルトを緩める必要あり。またマフラーを外すにはディープソケットレンチも必要。大掛かりなのでやめた。
あとコントローラを取り外してしまうと、バイクのコンピュータにエラーとして検出されてしまう(メータの中の「システムエラー」のオレンジ色のランプが点く)。コネクタに繋いだまま、ただプーリーを空回りさせてやる。。 コネクタをちょっと改造して抵抗(抵抗素子)を付けてやればコンピュータをごまかすことはできるらしいけどそのまま付けておく。外すとまた、その外したヤツをどこにしまって置くかで悩むので。
なんだかこの修正のおかげで、ちゃんと最初からエンジンがかかるようになった。アイドリングの不調も解消。ついでにXB9Sでも発生していた変なトルクの谷、というか急に吹け上がりがスポイルされるようなことはなくなった。マフラーの抜けをこんな機械的に調整しなくても、普通の道路用だったらECMで調整できたろうに、、 いろいろ事情があったんでしょう。
※後日(2週間くらい)
だんだん調子が悪くなってきた。根本的な措置が必要なようだ。
ECMをいじって改善することにした。。。>>
XB12Ssようやくエンジン快調に!ECMSPYの使い方
end…